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マンハッタン区モーニングサイドパークで昨年12月11日、バーナード大学1年生のテッサ・メジャーズさん(18)が殺害された事件で、ニューヨーク市警察(NYPD)の捜査官が、メジャーズさんを殺害した疑いで逮捕・起訴された少年(13)に、嘘をついて容疑を認めるよう誘導していたことが分かった。ニューヨークタイムズが26日、報じた。
同区の家庭裁判所で26日に開かれた公判前の公聴会では、NYPDのウィルフレッド・アセべド刑事が事件の翌日、少年に行なった尋問方法に焦点が当てられた。
市法律扶助協会のハンナ・カプラン弁護士によると、事件への関与を否定していた少年に、アセベド刑事は「公園に入る君の姿が防犯カメラに映っていた」とうそをついていたという。少年はその後、事件の詳細を供述し始めた。
カプラン弁護士は、少年が罪を認めたのは、脅しによって引き出されたものであると主張。一方、アセベド刑事は公聴会で、証拠を持っているとうそをついたことを認めたという。しかし、「あくまでも情報を引き出すための戦術」と釈明している。
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